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「メディア向けオンライン勉強会」を開催しました
株式会社&DC3は、メディアの皆様に向けた「オンライン勉強会」を11月16日(木)に開催しました。
勉強会では、初めに一般社団法人ジャパン・コンテンツ・ブロックチェーン・イニシアティブ(略称、一般社団法人JCBI)の代表理事である伊藤 佑介様にご登壇いただき、「ブロックチェーンに関する本質的な理解に基づいたNFTビジネスの未来の見通し」というタイトルでご講演いただきました。
講演では、NFTやブロックチェーンについての基本的な説明の後、コンテンツ領域におけるユースケースについてご紹介いただきました。その後、現状のNFTの抱える課題を取り上げ、コンテンツ業界としてNFTやブロックチェーンに対してどのように向き合っていくべきか考察いただきました。
その後、株式会社&DC3 代表取締役社長の髙橋 雅道が「DC3ソリューションが作る未来について」というタイトルで講演しました。
&DC3より提供するコンテンツ流通基盤ソリューション「DC3」について、従来のNFTとはどのように異なるのかを取り上げつつ、それによってどのような社会課題を解決するのか説明しました。
従来のNFTの世界ではコンテンツの所有権だけをやりとりしているのに対し、DC3ではコンテンツの所有権ではなくコンテンツそのものを唯一無二の「モノ」として扱うことで、ユーザーに新しいコンテンツ体験をもたらすということを強調しました。
また、DC3においてはコンテンツを二次流通(サービスを介した譲渡・貸与)させることが出来ますが、この時にもコンテンツの提供者(マスターコンテンツ保有者)に対して、コンテンツに設定した収益分配率に応じたロイヤリティが得られる仕組みがあります。
この仕組みを利用してクリエイターのマネタイズのポイントを増やすことで、昨今取り上げられているクリエイターの収入面での問題を解消できると説明しました。
この他にも、DC3の特徴やそれにより解決できる社会課題などについて様々な側面から取り上げました。
その後のディスカッションでは、NFT業界全体の動向として、事業会社の参入が活性化しつつあること、さらに、元々コンテンツ制作ソリューションを手掛けてきたバックグラウンドがある&DC3がこういったソリューションを手掛けることの意義などについて議論を深めました。
参加されたメディアさまから感想や意見などをいただきましたので、一部抜粋し、紹介します。
- NFT・ブロックチェーンに関する基礎的な情報はもちろんだが、抱えている課題の理解ができた。DC3に関しては、今後に期待できるソリューション。
特にクリエイターが抱えている課題(賃金問題)は、長年注目されているものでもあると思うので、そこを解決できる可能性を感じた。 - Web3関連のライターとしてだけでなく、クリップスタジオを使用しているイラストレーターとしても、非常に興味深いものだった。
特に、ウォレットが不要であることが普及に大きいのではないかと思った。 - 専門的な内容だったが、唯一無二の作品を提供できるクリエイター向けサービスは非常に魅力的だった。よりNFTについて知りたいと感じさせる内容だった。
- DC3というクリエイター向けサービスにとても興味があり自分でもやってみたいものの、実際に利用できる場が増えないことには、参加することを想像しにくいと感じた。
- クリエイターがしっかりと稼げる基盤も大切である一方で、ユーザーが大きく儲かるというよりはデジタルコンテンツが次に繋がっていくような持続可能性、そういった部分も非常に大事だと改めて感じた。NFT技術などは手段でしかなく、どう活用していくか、ユーザーに求められるハードルをとっぱらいながらWeb3の本来の可能性を様々な方向に生かしていくエコシステムの重要性について大変勉強になった。
DC3ソリューションが目指す「デジタルコンテンツがもっと愛される世界の実現」に向けて、デジタルコンテンツに関わる全ての事業者様、デジタルコンテンツを楽しまれるユーザーの皆様にDC3を広く知っていただけるよう、今後も有益な情報の提供に努めてまいります。
メディアさまに向けて、NFTやDC3に関する個別の説明なども差し上げております。
より詳細な情報を知りたい方は下記のお問い合わせフォームよりお願いします。
https://www.and-dc3.com/contact/