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コンテンツ流通基盤ソリューション「DC3」が、HON.jpのオンラインブックショップ「HON.jp Books」に採用 電子書籍流通における中小出版社の課題を解決
サービス終了に伴うデータの消失リスクと不正コピーの危険性を軽減
株式会社&DC3(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:髙橋雅道、以下&DC3)が提供する、デジタルデータを唯一無二の“モノ”として扱うデジタルコンテンツ流通基盤ソリューション「DC3」が、特定非営利法人HON.jp(以下、HON.jp)の運営するオンラインブックショップ「HON.jp Books」に採用されました。「HON.jp Books」では、従来の出版・創作に関する専門性の高い紙の書籍に加えて、電子版を販売する取り組みを本格的にスタートします。
自社で用意したオンラインショップにも容易に導入することができるなど、中小出版社の抱えるデジタルコンテンツ販売へのハードルを下げながら、サービス終了に伴うリスクや不正コピーといったデジタルコンテンツならではの課題を解決し、事業者側、購入者側の双方にとって安心・安全なデジタルデータの流通を低コストで叶える点を評価いただき、採用に至りました。
◆HON.jp Booksとは
本(HON)のつくり手をエンパワーするオンライン書店です。HON.jpの本(紙も電子も)や会員・イベント登壇者・委託の本なども扱っています。
HON.jp Books
https://hon.jp/books/
◆「DC3」とは
「DC3」は、株式会社&DC3が提供する、あらゆるデジタルデータを唯一無二の「モノ」として扱うことができるようにする、コンテンツ流通基盤ソリューションです。DC3で流通するコンテンツは、デジタルでありながら、現実世界でリアルな「モノ」を所有しているかのように扱うことができます。また、DC3では取り扱うデータのフォーマットを限定していないため、現在流通しているあらゆるコンテンツに対応することが可能です。もちろん、これから生まれてくる新しいコンテンツに対応することも可能です。
なお、HON.jp Booksには、&DC3の提供するWooCommerce連携プラグイン「DC3 for WooCommerce」を採用いただいております。
「DC3 for WooCommerce」は、「Wordpress」と「WooCommerce」で作成したECサイト上でDC3コンテンツを取り扱うことができるようにするための連携プラグインです。WooCommerceに連携させることで、技術的な知識を必要とせず、ECサイトの構築からDC3コンテンツの販売までをノーコードで簡単に実現することができます。
※「DC3 for WooCommerce」について、詳しくはこちらのページからご確認ください。
◆導入の背景
「HON.jp Books」ではこれまで出版・創作に関する専門性の高い紙の書籍を販売していましたが、このほど電子版の販売も始めることになりました。電子書籍の流通には、デジタルデータの複製がしやすい点を悪用した「海賊版」問題や、サービスの終了によってユーザーが購入した書籍を読むことができなくなる問題などがあります。中小出版社として、こうした問題への対応と、コスト面の兼ね合いが喫緊の課題でした。
DC3はこれらの課題を低コストで解決するだけでなく、構築中のオンラインショップにも容易に組み込むことが可能であることから、導入決定に至りました。
※DC3コンテンツを利用するメリットについては、ソリューションサイトをご覧ください。
https://www.dc3solution.net/contents/
◆導入によって実現できたこと
1)自前で構築したオンラインショップで、デジタルコンテンツ1点1点を唯一無二の書籍として流通させる
DC3では、ブロックチェーン技術を活用することで、電子版の書籍1点1点を、識別された状態で存在する特別なデジタルコンテンツ「DC3コンテンツ」として流通させることを可能にしています。
また、DC3は、WooCommerceやShopifyといった、全世界のECプラットフォーム市場においてシェアの大きいコマースプラットフォームで作成したECサイト上で、DC3コンテンツを扱うことができる連携プラグイン/アプリも提供しています。そのため、自前で構築されたオンラインショップにも、容易に導入いただくことが可能です。
2)コンテンツの不正コピーを防止
DC3コンテンツは、必ずサービス事業者のサーバー上で管理されます。加えて、独自のデータ形式を持ち、専用のプレイヤーを使用しないと閲覧・利用することができないため、不正コピーの危険性を減らすことが可能です。
3)サービス終了に伴うデータ消失のリスクを軽減
DC3は、ブロックチェーン技術を活用しているため、DC3で取り扱うコンテンツに関するあらゆる情報が、改ざん不可、検証可能な状態で記録されます。また、DC3では、サービスに組み込まれているDC3モジュールのデータを、&DC3が運用するCommon DC3モジュールにバックアップする機能を備えています。そのため、万が一、サービスが終了してしまったとしても、データの消失リスクを軽減し、ユーザーに対しても保有するデジタルコンテンツを引き続き再生することができる状態を担保することが可能です。
4)サービスの構築・運用コストを抑えながら、デジタルコンテンツの課題も解決
DC3は、金銭・人的リソースの両面で、デジタルコンテンツの流通や課題解決に関わるコストを抑えることが可能です。HON.jp Booksにおいても、サービスの構築・運用のコスト面とデジタルコンテンツの課題解決に伴うコスト面のどちらを取るかという課題が発生し、取捨選択に悩まれている状態でした。
<HON.jp Booksの課題>
・データの直接販売とプレイヤーの個別導入
・データ複製を防止するためのDRMを導入するか否か
・ユーザーの読書体験やサービスの利便性をどう担保するか など
DC3は、導入いただくだけで、DC3に登録されているプレイヤーを選んで使用することができる、DC3の利用料は流通量に応じて決定される、デジタルコンテンツの課題を解決する機能が既に備わっているなど、コスト面で中小事業者様が悩まれる項目を簡単にクリアすることができます。
◆HON.jp理事長 鷹野凌様のコメント
電子出版の動向を追いかけてきた私にとって、DC3のソリューションは渡りに船でした。私たちのような零細法人からデジタルコンテンツを購入しようと思っていただけるユーザーにとって、サービス終了に伴うデータ消失リスクを軽減できるメリットは大きいと考えます。
NPO法人HON.jpについて
HON.jpは、本(HON)のつくり手をエンパワーメントすることにより、創造性豊かな社会を実現する非営利団体です。これからも本(HON)を作ろうとしている人々に、国内外の事例を紹介し、デジタルパブリッシングを含めた技術を提供し、意見を交換し、仮説を立て、新たな出版へ踏み出す力を与えます。
公式サイト:https://www.aiajp.org/
株式会社&DC3について
株式会社&DC3(アンドディーシースリー)は、株式会社セルシスのグループ会社として2022年に設立されました。あらゆるデジタルデータを唯一無二の“モノ”として扱うことで、デジタルコンテンツの流通を実現する基盤ソリューション「DC3(ディーシースリー)」や、電子書籍配信ソリューションの提供を通じ、デジタルコンテンツビジネスの新たな可能性を開拓してまいります。
&DC3コーポレートサイト: https://www.and-dc3.com/
「DC3」ソリューションサイト: https://www.dc3solution.net/
「DC3」公式Xアカウント:https://twitter.com/dc3_solution
DC3マイルーム: https://my.dc3solution.com/home
お問い合わせ先
株式会社&DC3 広報担当 楢崎・大里
〒160-0023 東京都新宿区西新宿 4-15-7 パシフィックマークス新宿パークサイド 2F
e-mail: press@dc3solution.net
※ソリューションに関するお問い合わせは、下記のフォームからお願いいたします。
https://www.and-dc3.com/contact/